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​■創業当時 

1947年 開業当時
~街の歴史と共に半世紀以上~

戦後間もない1947年、現在地に初代・谷田部三郎の手により「山三商店」

が開業しました。そのころは、日本は現在と違い、食に貧しく、果物などは

まだまだ高級品の時代。

「バナナ一本が散髪代と同じ」価値の時代でした。

当時のフルーツは、現在のように農業技術も発達しておらず、温室栽培、リンゴや雑柑類などの貯蔵技術もありません。
現在のようにリンゴが一年中食べられることや、夏場でも蜜柑が食べられるなどということは考えられない時代。
その様な中、当時の山三では、季節に左右されない加工品「パインのアイスキャンディー」を製造販売し大人気に。
(当時、特許を取得)
「時代に応じた創意工夫」が初代から受け継がれ、現在の社訓にもなっています。

​■時代の変化と共に 

時代と共に、流通も整い農業技術の発達が進み、果物の物量も増えてきました。当店も、小売り中心の形態へ。
小売店も軒並み増え、いわゆる消費の時代に突入します。
現在みかんの産地箱は5~10Kgが主流ですが、
一昔前までは、15Kgがほとんど。
核家族などが増える現代と、当時の日本の家族構成が
みかん箱一つからも垣間見えます。

​■フルーツの魅力を伝えたいから

2006年7月に店舗をリニューアルし、同時に2Fにて、
「fruits cafe YAMASAN」をオープン。
喫茶部門は2011年3月11日より休業中(2018年現在)
10月には「株式会社やまさん」を設立し、フルーツ専門店としての
「品揃え・品質管理・専門知識」により一層の努力を重ね、地域に愛される
オンリーワンを目標に掲げます。 
 
■震災後の取り組み  
            
東日本大震災を受け一時は全事業の休業を強いられましたが、同年4月2日
には一部営業を再開。
震災以降、全国の皆様からの温かい支援により徐々に業績を回復。
2013年10月には店舗の全面改装を行い1F専門店内に
「fruit juice bar yamasan」を新設し、フルーツジュースの販売と、
生フルーツゼリーの製造販売を再開致しました。
■農林水産食料産業局長賞の受賞

2014年2月には、平成25年(2013年)度 優良経営食料品小売店等表彰事業において、「農林水産省食料産業局長賞」を受賞し、現在に至ります。
■fruits juice bar yamasanセデッテかしまOP
2015年4月には、常磐自動車道の全線開通に伴い、南相馬市鹿島区に新設された南相馬鹿島SA商業施設「セデッテかしま」内に、テイクアウトテナントを
出店。今後は県内外へ向け様々な事業に挑戦して参ります。
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